人間の欲を理解すると売上があがるって知っていますか?
「人間の3大欲求でしょ?」
そう思ったあなた、まだまだ甘いですよ。
今回は『人間の欲求を理解して売上を上げる方法』について解説していきます。
■売り上げを上げるビジネスに必要な仕掛けを身につけることができる
■無駄な消費(経費)を削減できる
目次
人間の欲求とは
8 LIFE FORCE
「つい今日だけはと食べ過ぎてしまう」
「ついきれいな女性を目で追ってしまう」
人間は様々な欲があり、これを理解することはマーケティングにおいてとても重要となります。
マーケティングにおいては心理学の権威の一人、ドルー氏が8つの欲を提唱しています。
①死にたくない、充実した人生
②空腹、飢えを避けたい
③安全でいたい、恐怖を避けたい
④異性に愛されたい
⑤自由でいたい
⑥他者より優位でいたい
⑦愛する人を大事にしたい
⑧誰かに共感してもらいたい
ドルー氏によれば、人間はこの8つの欲求を生まれながらにして持っているとしており、「8 LIFE FORCE」と呼ばれています。
有名な欲求として、マズローの5段階欲求があります。
①生理的欲求
②安全欲求
③所属と愛の欲求
④承認欲求
⑤自己実現の欲求
この考え方は、下位のものから欲求を満たしていこうとするものです。住む場所もないと(安全欲求)、夢を叶えよう(自己実現)とはならないですよね。
マーケティング、ビジネスにおいてより理解が必要なのが「8 LIFE FORCE」になります。
9 NEED FORCE
先ほどの「8 LIFE FORCE」が満たされると、次の段階で満たしたいと思う欲求が「9 NEED FORCE」になります。
①情報が欲しい
②好奇心を満たしたい
③清潔でいたい
④効率をよく生きたい
⑤便利であってほしい
⑥信頼、質の良さが欲しい
⑦美や流行を表現したい
⑧節約し、利益を上げたい
⑨希少なものを見つけたい
この9つの欲求は「8 LIFE FORCE」が満たされなければ、この欲求が出ることはありません。
なので優先度は「8 LIFE FORCE」のほうが高いということです。
欲求マーケティング
人間の欲求を理解したら、次はマーケティング、ビジネスがうまくいくと言いましたが、どのような関係があるのか。
人間が消費行動に至るまでには以下のような流れがあります。
ストレスを感じる
↓
欲求が高まる
↓
欲求を満たすために行動する
行動とは、ここでいえば消費にあたります。
つまり、欲求を高めることができれば、顧客は行動(消費)します。
ここから、どのように顧客の欲求を高めていくのかを解説していきます↓
欲求を高めるマーケティング
5感を刺激するセールストーク
あなたはイベントでお花見を企画しています。
どのように周知しますか?
■○○公園でお花見!ぜひ来てください!
■桜がきれいな公園で、ジューシーな炭火焼きのお肉とキンキンに冷えたビールで春を感じませんか?
上の2つの文章、どちらが読んだ人に「行きたい」と思わせるでしょうか?
多くの人は下の文章を選んだのではないでしょうか?
なぜ下の文章を選んだのか説明できますか?
これは、風景が想像できるかどうかがポイントです。
目をつぶっても想像できる、視覚、嗅覚を刺激されているのが下の文章です。
このように、視覚(Visual)、聴覚(Auditory)、触覚(Kinesthetic)、嗅覚(Olfactory)、味覚(Gustatory)の5感(VAKOG)を刺激できるような文章やトークを意識することで集客も格段にUPします。
物語を入れるセールストーク
5感(VAKOG)を意識することで集客UPには繋がりますが、売上UPにはさらに物語を入れ込むことが重要です。
竹花貴騎さんがおすすめするテンプレートは以下のとおり。
(Story)+(8F or 9F)+(VAKOG)
8F=8 LIFE FORCE、9F=9 NEED FORCE
これを用いた例👇
バービー人形のバスバブル
目に入ったら激痛、眼科に通った
子どもにそんな思いさせたくない
販売手にも責任がある
100%オーガニックである
ただ、売っているものが100%オーガニックであることよりも、ここまで具体的になっていると商品への興味も変わってきますよね。
これはSNS投稿でも同様に活用できます。
アンカリング
高価なものは見るだけでストレス
最近は、物価の上昇が凄まじいですよね。
スーパーに行って、お米が5㎏で4,000円になっているのを見て、皆さんはどのように感じましたか?
私はとてもストレスでした。ケチりたくなる自分も嫌いになりそうでした(笑)
人間は高いものを見たときに、とてもストレスを感じます。
これは実際に病院にあるMRIで実験してみた結果ですが、”高いものを見たとき”と”つねられた”時の痛みは脳の同様の場所が反応したということがわかりました。
しかし、ただ高いだけでストレスを感じるというと少し違います。
みなさんは、どちらにストレスを感じますか?
自販機の飲み物に300円払う方がストレスですよね?
ストレスを感じるのは、「理由がわからないから」です。
理由がわかれば人は高くても痛みを感じないということです。
マーケティングにおいては、この痛みを鈍らせて売ることができると売上もUPしていきます。
どのように痛みを鈍らせていくのか?解説していきます。
アンカリングスキル
商品の値段表記1つにしても、痛みを鈍らせることができます。
この3つのうち、どれが一番ストレスを感じないですか?
真ん中の「12」の表記が一番ストレスを感じない人が多いと思います。
これもちょっとした工夫の1つ。
次は、以下の車が売っていたら、どう感じますか?
「安い!」と感じますよね?
これもテクニックの1つ。
最初の情報がのちの判断に影響を与えることを「アンカリング効果」といいます。
コストコで、入り口に高価なものを置いておくのもアンカリングを意識したマーケティングと言われています。
このように、多くのお店や営業でアンカリングが行われています。
これを知っておくのは、自分がビジネスをするときはもちろん、無駄な消費を防ぐためにも重要な知識です。
より売上を上げるアンカリング方法
皆さんは、この情報誌、どちらを選びますか?
WEB版 1,980円
印刷版 3,980円
これはWEB版ですよね、それはそうです安いのですから。
ではこちらだとどうですか?
WEB版 1,980円
印刷版 3,980円
WEB版+印刷版 3,980円
これはWEB版+印刷版を選ぶ人が多いと思います。
これは実際の実験で、印刷版のみを選んだ人は0人でした。WEB版が16名、WEB版+印刷版が84名選択しました。
これもアンカリングを使ったテクニックです。
まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
ここまでの内容を取り入れるだけで、集客も売上も上がる気しかしません。
そして、無駄な消費を抑えることもできるので、経費削減にも繋がりそう。
■人間の8つ(9つ)の欲求を把握する
■5感を刺激するPRを考える
■PRの基礎は(Story)+(8F or 9F)+(VAKOG)
■ストレスを鈍らせるアンカリング
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