「広告を出しているのに集客に繋がらない」
「SNSやブログを発信しても誰からも見られない」
そんな集客にお困りの方のために、
今回は『人の心を操る方法』について解説していきます。
心を操るってどういうこと?
なんか怪しい…?
簡単に言えば、人間の本能を理解し、そこに訴えかけるマーケティング方法についてです。
学問的には心理学に近いかと思います。
これもビジネスをしていくうえでとても重要になりますので、ぜひ身につけてください!
■人に見られる集客スキルが身に付く
■マーケティングに必要な心理学を学べる
■マーケティングスキルで集客が増える
商品ではなく感動を売れ
商品の説明はいらない
何度もお伝えしていましたが、今の時代は情報やモノに溢れている時代です。下の図は総務省が出している、データ流通量の推移です。2013年ごろから急激に増加しています。
誰もが、簡単にスマホひとつで情報を検索できます。私もそうですが、だれもが発信もできる時代になりました。情報が溢れており、どれが正しい情報なのか、情報リテラシーが問われる時代です。
そのため、今は商品を売る人より知識のある人がお店に来たりすることが多くなってきています。提供側からすると手ごわい相手も多くなっています。
サービス・商品の購入までに”検索”することが多くなったり、購入した後もSNSで共有するなど、プロセスが多くなっているのも特徴です。
①Attention:注意
②Interest:関心
③Search:検索
④Comparison:比較
⑤Examination:検討
⑥Action:購買
⑦Share:情報共有
そんな時代に、ただ商品の機能や特徴などを話して、モノが売れると思いますか?
もちろん答えはNOですね。
では、何をすべきか、それは『感動を与える』ことです。
説明するな、感動させろ
ディズニーも車も高級レストランも、いつでも人気商品・人気店舗は感動を与えています。ここに気づけないと、いつまでも商品を売ってしかいないので、結局売れずに終わってしまいます。
人間の脳はどこで感動を感じるか
感動を与えるために人間の脳の理解が必要です。
『広告は人間ではなく、動物にしろ』です。
人間の脳は、表面にある大脳皮質と中の方にある脳幹(中脳、橋、延髄)があります。
感動は、ワクワク、ドキドキといった感情が動くことです。その役割としてあるのが脳幹なのです。いわゆる”本能”の部分です。一方で大脳皮質は”理性”の部分です。イラっとしてもすぐにその人を殴ったりしないですよね?これは大脳皮質が発達している人間の特徴にもなります。
広告は、この大脳皮質ではなく、脳幹部(本能)の部分を意識することが重要になります。「行きたい」「買いたい」そう思わせることができれば成功です。
では、どのように感動させるのか。具体的に3つ解説していきます。
感動を起こす3ステップ
シンプル化
1つ目は『シンプル化』
現代のマーケティングにおいて、いかにシンプルにするのかが重要です。
街中や駅で見る広告を思い浮かべてみてください。
大きな写真に、印象に残る一言みたいなもの、多くないですか?
Apple創業者で有名なスティーブ・ジョブズ。
彼は、マーケティングにおいてはあまり得意ではなかったと言います。初めはパソコンにこんな機能があるよと9ページにも及ぶ新聞広告を掲載したところ、全く効果がありませんでした。
しかし、彼は、とある言葉でApple商品の売り上げを上げました。
それが『Think Different』(意味:発想を変える)
これは、今までの常識を覆すものだ!というメッセージだけを広告に使用することでうまくいった代表的な例です。
追加して完成が来るのではなく、取り除いて完成させる
心理的法則
2つ目は『心理学法則』
心理学を用いたテクニックを紹介します。
バンドワゴン効果
バンドワゴン効果とは、多くの人が支持している人や物に対して、さらに多くの支持を得られるというもの。
簡単に言えば、みんな人気なものが好きだよねってこと。
スノッブ効果
スノッブ効果とは、他の人とは違う希少なものがほしいという欲求が働き、周りの人がみんな持っていると購買意欲が減少すること。
バンドワゴン効果と矛盾しているようにも聞こえますね。
ヴェブレン効果
ヴェブレン効果とは、価格が高いとその商品・サービスの価値も高いと思うことです。
価格を高くすると、人が限定され、買う人が少なくなります。
心理学を用いたマーケティング
紹介した3つを単体ではなく、掛け合わせて使用することで、より効果的となります。
UR-U、あと1,000人で締め切ります
1,000人が寝落ちした渋谷店限定ヘッドスパ
これが、掛け合わせの広告です。
街中で見る広告も見てみると気づきが多くなります。
みんなが選ぶ × 特徴 × 希少性
↑これを使うことで、一気にレベルアップした広告となります。
他にも、ヴェブレン効果を活用したもの模紹介します。
■権威性のある人が高級ブランドを宣伝する
→「私もあの人と同じものを使いたい」
■権威性のある人が多く選んでいるもの
→お茶の綾鷹(お茶の専門家90%が急須で入れたものだと回答)
みなさんも振り返ってみると、思い当たるものがあるのではないでしょうか。知っているだけで、テレビのCMも見方が変わりそうですよね。
マーケティング3原則
マーケティングをするうえで、知っておくべきはまず相手は「みざる、きかざる、うごかざる」です。見てもいない、聞いてもいない、動かない。ではどうしたら、見てくれるのか、聞いてくれるのか、動いてくれるのか。
それは『感動を与えること』です(2回目)
商品やサービスの説明をする「理解広告」から「興味広告」へ変化していかなければいけません。
大企業のCMやポスターを今すぐ検索してください。商品やサービスの内容を一生懸命説明しているものはほとんどないはずです。むしろ、「面白い」とか「かわいい」とかそんな印象を持つものが多いのではないでしょうか?
興味を惹くのは文字だけではありません。
広告の置く場所も重要です。
掲示板にポスターがたくさん貼っているところにポスターを貼っても埋もれやすくなってしまいます。
わざわざライバルがいるフィールドに飛び込むのではなく、戦うフィールドを自分で作ってしまった方が勝率も上がると思いませんか?
例えば、山の中に、床に、トイレの中、こんなところに心を動かすキャッチコピーがあったら、一気に注意を惹けると思いませんか?
言葉と場所、どちらも考えて、広告を作ってみると効果が格段に上がってきます。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
この内容を振り返って、有名な企業の広告には多く活用されていると思いました。日常に学べるものがいっぱいある、そこに気づくことができました。
大企業の広告を分析してみても、説明するのは意外と難しい。これも繰り返し考えていかなければ身に付かないと思います。
まとめ
■商品の説明はせず、シンプル化する
■心理学を用いて、人間の本能に働きかける
■広告は場所も選ぶことで、一気に注意を惹くことができる
UR-Uではこのような講義が400本以上あります。
UR-Uは学びの場でもあり、収益化もできる社会人のための学校です。
”おばあちゃんでもわかる”がコンセプトで講義が作られているのでとてもわかりやすい。
とにかく学んで成果を出したい!将来起業したいという方は
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