みなさん、こんにちは!
これを読んでいる人は、なにか事業をやってみたい人ではないでしょうか。
「起業してみたいけど、同じ事やっている人いるし勝てないよ」
「事業ってどう立てたらいいの?」
そんな方に、今回は『競合の多い時代に勝ち残る事業の作り方』について解説していきます。
■新規事業のアイデアの正しい作り方を学べます
■競合の多い時代に既存事業でも差別化できます
■「潰れない事業」の作り方や事業変化の対応方法が学べます
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起業は2種類ある
起業するにも何したらいいのか…と思う人もいると思います。
UR-U運営の竹花貴騎さんもこれまで多くの事業を始めましたが、
全てがうまくいったわけではないと言います。
事業をしながら、トライ&エラーを繰り返し、今では年商何十億と大きくしていったそうです。
・ハワイでベンディングカーイベント 利益ゼロ
・ハワイで動画制作サービス 利益ゼロ
・安売り店の商品をiPadで住宅に訪問販売 売上ゼロ
・英会話デート事業 利益ゼロ
・フィリピンで飲食店 利益月4万
・フィリピンでドクター向けメルマガ 利益20万/月
・日本でシステム開発会社 年商50億
こんなにもいろいろな挑戦をこの若さでしているのだから
成功していて当然ですね。
事業を始めるというと難しいですが、事業(起業)には2種類あります。
①解決型-社会の不から事業を考える
②趣味型-やりたいことや得意なことで事業を作る
解決型の事業
解決型の事業は社会・世の中の”不”から考えていくものです。
不とは、不安、不満、不平等、不経済、不効率、不定期、不安定、不足等
不には以下ように2つに分けることができます。
ライフは自分の時間で不を感じること
例えば、タクシーを待っている時間などですね。
ワークは仕事に関しての不を感じること
例えば、毎回ハンコを押さないといけないことなどですね。
これを箇条書きにしてみてください。
そして、周りにアンケートをとり、共感してくれる人数を集計し、
共感してくれる人の特徴を挙げてみてください。
そうすることで、どのような人の”不”を解決できるのかがわかってきます。
そしてこれができたら、以前やりましたクロスダイヤモンド思考です。
これは、課題を拡散→収束と2回繰り返す思考です。
このように”不”がどこにあって、どう解決していくのかを
考えていくことで事業のアイデアを作ることができます。
趣味型の事業
クロスクリエイティビティ
趣味型の事業で重要なのは、クロスクリエイティビティの考え方が必須となります。
多くの人がさまざまな事業を始め、モノにも溢れている時代、
ゼロから新しい事業を作ることはほぼ無理です。
それでも自分の好きなことで事業を始めるのであれば、
本業とそれ以外を掛け合わせることが重要です。
■居酒屋×出会い=相席
■本屋×カフェ=蔦屋書店
社会に目を向ければ、クロスクリエイティビティで
さまざまな事業(店舗)が実践されています。
プライベートジムのマーケティング
みなさんがプライベートジムを始めるとなったとき、
どのようにマーケティングをしますか?
ジムのインスタで広告するだけ?ではありませんよね?
元UR-U生の事業では、ジムと旅行を掛け合わせました
旅行先の資源も使いながら身体作りができるって
とても気持ちよさそうですね。
これをやっているUR-U生は、ジムをしたくて
ジムではない旅行の会社を作り、そこにジム(自分の得意なこと)を当てはめました。
本業やるにはその他のスキルも必要になります。
クロスクリエイティビティのフレームワーク
これまで、クロスクリエイティビティについて説明しましたが
どのようにアイデアを出せばいいのか、
これは1つのフレームワークからなります。
What canはできること、したいこと
Who 自分がサービス提供する場合、どんな人が来そうか…
Why なぜ、Whoの人がくるのか
What also Whoで挙げた人が他にどんなことに興味を持っているか
このフレームワークを活用して、
ジムのトレーナーで考えてみると以下のようになります。
ここで考えられるのは、
健康的な食事が出せるレストランにジム
運動の管理をしっかりしてくれるジム(RIZAPなんかこれかな?)
これらを活用することで、クロスクリエイティビティによる事業アイディアが考えられます。
事業計画のための論理的思考
みなさんは誰かと
「ここにこんなお店あれば絶対いいよね」
「ここのお店売上どれくらいだろうね」
と考えてみたことはありますか?
考えてみたとして、どのような根拠で結論を出せるでしょうか。
事業がうまくいくかを考えるうえでロジカルシンキングがとても重要です。
ロジカルシンキング
ここでいうロジカルシンキングは要素分解しながら、結論を導き出す思考です。
例えば友人からこんなこと言ってきたらどう結論を出しますか?
月1万円で行き放題のジムを作りたい
麻布周辺、月30万の家賃がある場所で始めたいと思うけど
大丈夫かな?
さあ、この人は生活できるレベルでしっかりと給料をもらいやっていけるのか。
答えは「無理です」
なぜかは、要素分解をするとわかります。
これでは、毎月赤字のリスクが高くおすすめできません
他にも、よく行くラーメンの売上を考え予想するフレームワークも紹介します。
これを埋めてみると、そのお店のおおよその売上が予想できます。
これはトレーニングなので、注文して待っている時間に考えてみるのもいいかもしれません。
ちなみにこれは、フェルミ推定といい、
答えの正解・不正解ではなく、考え方の正解不正解を見る思考力です
■日本にあるマンホールの数
■日本のラーメン屋の数
■日本人小学生~大学生の人数
フェルミ推定を知らない人からすると「知るか!」
だと思いますが、実際に企業の面接でも採用されています。
事業計画のためのフレームワーク
さて、事業計画を考えてみましょう
計画していくために必要な分析が3C分析です
Customer(顧客)
顧客情報では、
性別、年齢、所得、用途などが挙げられます。
いわゆるペルソナ分析になります。
購買行動、購買プロセス、潜在的なニーズなどを把握していく必要があります。
Company(自社)
自社を分析するには、SWOT分析を活用しましょう。
Strength:強み
Opportunity:機会
Weakness:弱み
Threat:脅威
Competitor(競合)
ここで使うフレームワークが6Pです
Profile:資本力、会社規模、従業員数、代表者、設立年月日など
People:お客様はどういう人か、ターゲットペルソナは?
Price:価格帯、プランなどはどう言ったシステムなのか
Place:立地や広告のチャネルなどをみる、HPがあるのかなど
Product:メニュー内容、ウェブサイトなど
Promotion:どの媒体に広告を出しているか
3C分析の例
MUPカフェを例に3C分析をしてみます。
このカフェは、立地がカフェ激戦区、高級住宅地域、渋谷で新規来店も多い
といった特徴があります。
また、1万円でのオーナー制度となっています。
例のように、事業を始める前に
自分の事業を分析し、整理していくことが重要です。
まとめ
さあ、事業の考え方いかがだったでしょうか。
■解決型事業はクロスダイヤモンド思考、趣味型事業はクロスクリエイティビティ
■フェルミ推定で売り上げの予想を考える。
■事業を計画する前には3Cで自社の分析を行う。
これらができれば、事業が大失敗はないかもしれません。
私は、飲食店に入ったら売上予想をしてみたいと思います!
UR-Uではこのような講義が400本以上あります。
UR-Uは学びの場でもあり、収益化もできる社会人のための学校です。
とにかく学んで成果を出したい!将来起業したいという方は
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竹花さんのYouTubeでもいくつか講義が配信されているので
参考にしてみてください↓