皆さんは、会議やSNSなどで新しいアイディアを出すことがもっと効率よく出来たらと感じることはありませんか?
今回は、UR-Uで学んだ「変動時代の必須スキル」について紹介します。正直、変化が多いこの時代にこのスキルがないと置いていかれると実感します。
特にこれから起業、新規事業を考えている人は絶対必要な知識です。
本日は、UR-UのMUP二学期マーケティング実践での学びをお伝えします。
この記事を読むと
■人の数倍早く会議の議論ができるようになります
■コンテンツアイディアを考えるスピードが上がります
■相手に何が問題であるかコンサルするスキルがつきます
目次
数倍速の思考法が必要な理由
生産時代から解決時代へ
現代は、めまぐるしく変化する時代になっています。
10年前にアイフォンが時計となり、LINEがみれたり、電車に乗れたり、買い物できる時代がくるとどれだけの方が想像できたでしょうか?
かつての生産時代から、現在は解決時代に変化しています。
生産時代というのは、物が足りていないため、向上を作ってひたすら製品を作る、売り手側は黙っていても物が売れる時代です。
しかし、現代は様々な商品で溢れかえっています。売り手側が消費者に買ってくださいとリーチしに行かなければ売れない時代ということ。
たしかに、家電を買おうとなったときに性能の違いや大きさ、デザインなど種類が多くて悩みますよね…
この解決時代には、消費者の課題を分析する必要があり、観察力が求められます。
PDCAサイクルは時代遅れ
PDCAサイクルを聞いたことはありませんか?
PDCAは、計画→行動→評価→改善のサイクルで業務効率を改善しようとするフレームワークです。
しかしPDCAサイクルはもはや時代遅れだと言われています。
なぜか。それは、時代の変化についていけないからです。
多くの会社では計画は上司、実行は部下という形になっていると思います。
これでは、行動するまでに時間がかかってしまいます。
例えば、なにか業務効率のためにICTを活用したいと考えても
結局は上司に相談し、上司と部下が入念に計画を立て、ようやく実行にうつります。
個人的な感想ですが、古いタイプの経営者や公務員などは未だにPDCAなんじゃないかと思っています。
解決時代に必要なフレームワーク
生産時代から解決時代へ移行するにあたり、経験重視から、幅広い知識が必要となり、変化に対応するためにより多くのビジネスフレームワークを理解する必要があります。
OODAループ
OODAループとは、刻一刻と変化する時代に即対応するため、ビジネスシーンでよく使われるフレームワークです。
もともとは戦争のときに使われていた手法だそう。生死に関わる状況で効果があったということはより変化に対応することができるという証拠ですね。
OODAループは以下のように観察、状況判断、意思決定、行動のサイクルで構成されています。
PDCAサイクルとOODAループの違い
改めて、この二つのフレームワークを比較してみます。
PDCAは上司と部下の間にあり、計画と実行が分かれています。
一方、OODAは部下と現場の間にあるため、現場が観察し、現場が改善施策を行います。どちらがより変化に対応できるフレームワークかは明確です。
これを見て、この変化は管理職の役割も変化してきていると思いませんか?
業界によって違いはあるかもしれませんが、
今やどの業界も変化に対応しなければならないかと思います。
様々なビジネスフレームワーク
先ほど説明したOODAループ以外にも、
様々なビジネスフレームワークが存在します。
マンダラート
マンダラートとは目標設定、課題解決のために使用されるフレームワークです。
みなさんも絶対どこかで見たことがあると思います。
あの日本人メジャーリーガーが高校時代に作成した目標シートが話題になりましたよね。これはどこにでも、どの業種でも活用できるフレームワークです。
CREC法
「相手に中々説明を理解してもらえない」
そんな方に必須なものがCREC法です。
CRECはプレゼンなど情報を伝える際に活用できるフレームワークです。
Conclusion:結論
Reason:理由
Example:事例
Conclusion:結論
ビジネスフレームワークの具体的活用方法
OODAループの活用方法
例えば、富士フィルムホールディングス。
この会社は誰もが知るカメラの会社ですが、カメラ以外にもヘルスケア領域にも参入しています。
なぜ参入しているか、できているかは以下の図です。
富士フィルムは、カメラを購入する人はどんな人か(観察)
富士フィルムの技術はどこに活かせるか?
カメラを使う人はきれいになりたい人、高度な医療機器を使う人がいるのではないか(状況判断)
美容系、医療機器の新規市場へ参入する(意思決定)
化粧品の開発、医療機器の開発・営業をしよう(行動)
富士フィルムの人間ではないのでわかりませんが、
OODAループを用いて、どのような市場であれば自社の強みを生かして
参入できるのかと考えたのではないでしょうか?
今ある資産を使って、何かと掛け合わせることで新たな事業展開に繋がることができます。
このようにOODAループを用いることで、新たなビジネスへも発展していきます。
マンダラートの活用方法
例えば10年で資産5,000万円を目標にしたとすると以下のようになります。
私が自分で作ってみたので、不十分なところもあると思いますが気にしないでください(笑)
見ずらいので行動までは書いていませんが、書くとすればこんな感じですかね↓
投資:デイトレード、投資信託・・・
起業:メンターを見つける、事業計画作る・・・
副業:アフィリエイト、Uber配達員
支出:家計管理アプリを入れる、外食は控える・・・
給料:上司に交渉、人事評価を理解する・・・
転職:転職サイトに登録、資格をとる・・・
知識:FPの資格とる、YouTubeで勉強する・・・
環境:年収が高い人のコミュニティに入る、飲み会に行かない・・・
飲食店を経営している人であれば「集客」を目的に置き、
要素にSNS、価格、口コミ、リピート・・・などを挙げ、
行動に、Instagramの登録で値引き、友達紹介など、と活用します。
やることが挙げられれば次は優先度を決めます。
私が作成した例で言えば、投資は時間はかかるが資産があれば増えやすいし、知識を付けたり、環境を変えることはすぐ始められる・・・などなど
私のまだまだ未熟なマンダラートはさておき…
要はこれから目標達成や課題解決するために、なにからすべきか明確になるということです。
このフレームワークを活用すれば、
自社サービスのことだけでなく、コンサルにも活かせます。
CREC法の活用方法
プレゼンや上司への提案など、簡潔にわかりやすく
伝えなければいけない場面で活用できます。
例えば、「本を読むべきだと思いますか?」という問いに対しては
以下のように回答します。
C:本は読むべきではないと思います
R:時間がかかる、場所を選ぶ、インプットの質が低い
E:1.5倍速で聞く、隙間時間を活用する、視覚聴覚で習得できる
C:本を読まない方がいい
本は読むものではなく、聞いて学ぶことが良いということを簡潔に伝えています。
プレゼンや営業、上司への提案ですぐに活用できるフレームワークです。
詳しくは次回説明します。
まとめ
変動時代の必須スキル、理解いただけましたか?
ビジネスフレームワークを活用すると今より数倍の速さで仕事が進みます。
ぜひ以下のように活用してみましょう!
■業績の悪い友達のお店にコンサルをする。
■明日の会議の議論を生産的にする。
■新規事業アイディアを作成し、提案する
この講義でUR-Uオンラインスクールを運営している竹花さんは
「知識よりも考え方が重要である」と言っています。
また、ビジネスをする前に、竹花さんはWCMが何より大事だと言っています↓
やはり学び続けないといけないとともに
経験だけで意見を言っている上司は信用しなくていいと
改めて実感しました。
この講義の知識はクラスタでもすぐに活用できます↓
これらの知識を活かして一緒に収益化も目指しませんか?