みなさん、こんにちは。
みなさんは集客に困っていませんか?
今回は、起業で必要な『集客スキル』について説明していきたいと思います。
集客の結論は、「集客したければ集客するな」です。
さあ、学んでいきましょう!
■起業後に生き残るための集客スキルが身に付く
■競合との差別化ができる
■事業の視野が広がる
目次
集客スキルが必要になる理由
以前のブログ記事でもお伝えしたとおり、今は起業時代です。
中小企業庁のデータによると、日本の起業副業希望者は
2012年は67.7%の希望者に対して、
2017年は78.1%と増加傾向となっています。
2021年の調査では、
日本の起業(開業)率は4.4%、廃業率は3.1%となっています。
これは諸外国と比較し、どちらも低い結果となっています。
世界を見ればまだまだ起業家の割合は多くないですが、日本も少しずつ
独立する人が増えてきています。
飲食店やカフェ、ジムなど色々なコンセプトの店舗を見ることはありませんか?
利用する側にしてみれば、選択肢が増え、いいことのようですが、
開業し、売上をあげないといけないお店側からすれば、
いかに競合と差別化をして、集客するかが、今後より必要となってきます。
集客スキルを高める事業の考え方
クロスシンキング
集客力を高めるために必要な考え方が『クロスシンキング』です。
クロスシンキングは起業する、あるいは事業を考えるなどをするうえで
とても重要な考え方です。
コストを下げたいけど、なかなかできない…
マーケティングの知識なんてない
そんな人にはぜひ覚えてほしいです。
クロスシンキングの4C
■Cross Cost
■Cross Community
■Cross Creativity
■Cross Channel
Cross Cost
Cross Costでは店舗運営の例がわかりやすいです。
例えば渋谷で経営している美容院がうまくいきました
2店舗目は以下のどこに出しますか?
①大阪
②新宿
③渋谷
正解は、③の渋谷です。
この解説をCross Costで説明します。
これは密度の経済性ともいわれています。
下記図のように、仮に大阪で2店舗目を出そうとすると、
1店舗目と同様に広告費や採用などのコストがかかってしまいます。
1店舗目の渋谷でうまくいっているということは
その地域の顧客のニーズを満たしきれていないということになるので、
2店舗目は同じ渋谷が適切です。
さらに、同じ地域で2店舗ということは、距離も近いため1店舗目で予約が埋まっても2店舗目に誘導できます。
そのため、広告や採用などのCostも1店舗分でも十分ということです。
特に競合が多い地域ほどそこに2号店を出すことがおすすめです。
みなさんの自宅近くに、同じコンビニがすごい近い距離に2店舗あるところはありませんか?
コンビニも近い店舗で2つ以上出すことで配送のコストを軽減できることなどがメリットとして挙げられます。
ただし、同じ地域に100店舗はいらないので、
適度な数の店舗を出していき、フランチャイズ展開していく必要があります。
Cross Costはリスク分散にもつながることになります。
Cross Community
Cross Communityは、売りたいものを売るのではなく、その手前の買ってくれる人のコミュニティを作ることです。
例えば、みなさんがピアノを売りたいとき、どのように売りますか?
ヤマハのピアノ教室が良い例です。
Cross Communityを活用するとピアノを売ろうとせず、ピアノ教室を開き、
ピアノを買ってくれる人のコミュニティを作ることができます。
また、調理器具を売るために、料理教室を開くABC CookingもCross Communityの良い例です。
このようにCross Communityでは、物を売ろうとするのではなく、体験のコミュニティを創ることが重要です。
Cross Creativity
今は物が溢れている時代となり、ゼロから新たなものが出来ない時代です。
つまり、新たなビジネスを考えるうえでは、ゼロから考えていくのは難しいです。
そこで既存のもの同士を掛け合わせてビジネスを考えていくことがCross Creativityです。
掛け合わせていくためには、様々な事業、情報を知っている必要があります。
情報が多い人が有利になります。
例えば、プライベートジムは飽和状態です。
あなたならCross Creativityを活用してどのようにマーケティングしますか?
実際の例として、ジム×旅行を行っている人がいます。
旅行会社と連携して、旅行先のホテルでジムを利用する人をターゲットにしています。海岸でヨガをしてみたり…と非日常の中でトレーニングをするのは気持ちよさそうですよね。
この例では、旅行会社がメインで、ジムはサブの関係にありますが、
やりたいことをあえてサブにすることで、結果的にやりたかったジムを
成功することができています。
クロスシンキングの活用事例
レストランのクロスシンキング
自分のレストランを開業し、集客したいというとき
どのようなマーケティングを行いますか?
海外にいる女性が始めた事業では、これまで説明したクロスシンキングを活用し成功しています。
①レストランに集客したい
②自分が情報を取るために食の旅行に
③それをツアー化して小規模ツアー会社を(Cross Cost)
④それをコミュニティ化してレストランが人気に(Cross Community)
⑤大手フードコンサルタントへ(Cross Creativity)
本屋のクロスシンキング
今は、本が売れない時代です。
これは本屋さんが言っているそうです。
これはよく目にする、利用することがあるかと思いますが、
本屋さん×カフェですね。
正確に言えば、不動産×カフェです。
本屋は出版社に本の場所を貸している状態になるので、不動産として考える必要があります。
カフェの売上を本屋さんにもつながるようにし、本屋さんを利用する人を増やすことができます。
美容院経営のクロスシンキング
美容院のクロスシンキングはどう考えますか?
まずは美容院のアドバンテージを考えてみます。
■接客時間が長い
■情報量が多い
■美容師という威厳がある
■ファッショントレンド
このアドバンテージをどう活用するのかから考えていくとよいです。
実際にある例では
美容院×不動産の営業
美容院×ファイナンシャルプランナー(FP)
その他考えられるのが、
■美容院×本屋
■美容院×マッサージ
現実的にはまだ少数ですが、本来メインとしている仕事のアドバンテージを
分析し、他の分野とクロスすることで競合との差別化ができます。
みなさんが考えている・行っている事業は差別化できていますか?
まとめ
今回は集客スキルを説明しました。
■コストをサブとクロスすることでリスクや利益の最大化が可能
■コミュニティを作り、体験を埋め込むことを軸に事業視野を持つ
■クリエイティブ事業アイディアは既存と既存の掛け算
情報もモノも溢れている時代。差別化できなければ生き残れないのは確実です。
それでも自分で何かを始めようとしている人には必須の考え方だと思いました。
この考え方を形にするには、情報感度を高めて、いろいろなものに触れる、体験することが重要ではないかと思います。
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