皆さん、こんにちは。
皆さんはマーケティングって何?と聞かれて答えることが出来ますか?
マーケティング講義3回目です。
今回は「マーケティングの基礎」をお伝えします。
マーケティングの歴史を知ることで、マーケティングの重要性を改めて学ぶことができます。
UR-U運営の竹花貴騎さんは、本当にマーケティングが強いので
ぜひ一緒に学びましょう!
この記事を読むと
■フレームワークの重要性が理解できる
■フレームワークを用いて効率が上がります
■マーケティングの本質的な変化に対応しなくてよくなります
目次
マーケティングとは
マーケティングとは何ですか?と聞かれてすぐに答えられる人は
どれだけいるでしょうか?
マーケティングの定義は様々な人、団体が定義しています。
日本マーケティング協会では、以下のように定義しています。
マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。
マーケティングで有名なドラッカーは著書で以下のように述べています。
マーケティングの理想は販売を不要にすることである。マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、顧客に製品とサービスを合わせ、自ら売れるようにすることである。
マーケティングとは物を売ることではありません。
どちらかといえば、「売れる仕組みを作ること」だと思います。
ドラッカーの言葉を引用するのであれば、
「顧客を理解し、顧客から買いに来てくれる仕組みを作ること」が
マーケティングということになります。
マーケティングの歴史
マーケティングを歴史を学ぶことで、時代の変化がわかり、
今後の変動時代の変化にも対応しやすくなります。
1900年:様々な分析手法
昔のマーケティングでは、
「多く売るための値下げ」によるものです。
価格弾力性ともいわれ、
バネのように価格を下げれば下げるほど、販売数が増加します。
しかし、仮に値段を上げたところで販売数が変化なかったことから
値段を下げることだけがマーケティングではないことがわかりました。
そこで”2Pから4P概念”が誕生しました。
製品、価格の2Pから、これらに加え流通、広告宣伝の4Pの概念が誕生し、
”なにをいくらで”だけでなく
”どこでどうやって”売るのかが重要になってきました。
マーケティングでは今でも4Pは活用されています。
技術の発展によって大量生産が可能になってきます。
そうなると差別化しないと値段勝負だけになってしまいます。
ここでSTP分析モデルが誕生しました。
S(セグメント):市場のニーズを明確に分ける
T(ターゲット):ニーズを分けたら人を分ける
P(ポジション):自社の市場でのポジショニング
ユニクロを例に挙げて、STP分析をしてみました↓
調べてみると、ユニクロは特定の人に向けたターゲット設定をしていません。
唯一無二のファッションブランドではなく、
個性を抑えて、誰もが好むものとしてファッション業界の中で確固たる
立ち位置がありました。
確かに、私みたいに
ファッションにお金はかけたくない、そこまで興味ない人が
ダサくない、とりあえずシンプルでいいという人にピッタリですよね。
自社の分析をするときも、最近店舗が増えてきたなと
思うお店もこのように分析することができます。
2000年代:印象の差別化へ
2000年代では、物の差別化から印象の差別化へ変化します。
ここでは”3I”を紹介します。
印象(Image):ブランドー差別化
素性(Identity):ブランドーポジショニング
誠実(Inetgrity):ポジショニングー差別化
印象はユニクロでいえば、
いらなくなった衣類を再利用して服を作るといったエコな活動などが該当しますね。
2010年代:お客様が広告に
この時代はお客さんが広告になる時代になりました。
そこで出てくるのが5Aのフレームワークです↓
SNSが急速に普及したことで購入してから
商品などをお客さんが発信できる時代になりました。
物を買うまでではなく、人に勧めるまでが一連のプロセスになりました。
2020年代:お客様が自分で創る
近年のマーケティングでは、お客様からサポーターを創る時代となりました。
企業ではなく個人で物・サービスを創る時代になりました。
例えば、UR-Uを運営している竹花貴騎さんは
MUPラウンジを1人1万円を1500人から集めて作りました。
有名人もやっているオンラインサロンもその類になるかと思います。
竹花貴騎さんは今後のマーケティングでは、
好きなお店を探す時代から、お店を創る時代へ変化してくると言っています。
そのような時代には、エンターテインメント性も重要になってきます。
フレームワークの重要性
まず始めに理解しておくべきなのは、
マーケティングは心理学です。
心理学とは統計ベースの学問です。
つまり、マーケティングは統計学であり、感覚的なものではありません。
●駐輪禁止の場所にどのようにすると自転車が置かなくなるのか?
①駐輪禁止の看板(標識)
②自転車捨て場の看板設置
どちらが自転車が置かなくなると思いますか?
ここで、実際に看板を設置し、自転車が駐車してある台数を
比較することで、データが取れて、適切な選択ができます。
ちなみに、上記の事例では、もちろん②のほうが置かなくなります。
事例のように、統計的にデータを集めて、
マーケティングを実施していくことが重要です。
AIDMAを活用した事例
AIDMAのフレームワークは一度は聞いたことがある方もいると思います。
AIDMAは以下のように消費者の心理プロセスを示したものとして有名です。
Attention:広告に気付く
Interest:興味が湧く
Desire:欲しくなる
Memory:記憶する
Action:購入する
AIDMAを理解すると、様々なクリエーションが改善できます。
私自身、経営はしていませんが、チラシを作成することが多いので
AIDMAを活用して作成することはすぐにでも始められそうです。
オンライン購買で必要なフレームワーク
オンラインでの購買が多くなった現代では
購買までのプロセスが長くなっています。
Attention:広告に気付く
Interest:興味が湧く
Search:探す
Compare:比較する
Examination:検討する
Action:購入する
Share:共有する
特に比較がキーポイントになります。
なにか購入する際に、「○○ 比較」と検索したことはありませんか?
第3者が比較してくれると、様々な情報が客観的に見れる気がして
参考にする方も多いと思います。
そこで、この比較サイトをマーケティングに活かします。
自社のホームページに力を入れるのではなく、
まず比較サイト作成をしましょう!
そこから自社にアクセスするような流れを作ります。
このように、購入する人(お客さん)が購入までに
どのような行動をするか理解し、そこに合わせて仕掛けを考える
これぞまさにマーケティングです。
まとめ
マーケティングの変遷からフレームワークの重要性までいかがだったでしょうか?
私も以前上司に「センスないな~」と言われたことのある分野でしたが、
センスではなく、しっかりとした学問であるとわかり、学びになりました。
今では、上司より根拠を持って説明もでき、広報のデザインを任されるようになりました。
この講義をしている竹花貴騎さんは本当にマーケティングがすごいのと
説明がわかりやすいので、ぜひYouTubeで見てみてください!
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